
マンモグラフィ検診だけでは、100%正確に乳がんを検出できるわけではありません。
また、超音波(エコー)検査では、マンモグラフィで検出できる微細な石灰化がほとんど検出できません。
ですので、乳がん検診では、「マンモグラフィ検査」と「超音波検査」の両方を受けることが重要です。
これらの検査を組み合わせて調べた上で、気になる部分があれば、さらに詳しい検査をします。
乳房やリンパ節の状態を直接触って検査します。
また、乳頭からの分泌物がないか、乳房の変形がないか、リンパ節が腫れていないかなどを目で見て確認します。
乳腺・乳房専用のレントゲン撮影のことをマンモグラフィといいます。このマンモグラフィを使った検診が、マンモグラフィ検診です。
乳房は柔らかい組織でできているため、専用のX線撮影装置が必要です。乳房を薄く、均等な厚みに広げることにより、少ないX線でより鮮明な写真が撮影できます。
撮影用の装置で乳房を挟みながら圧迫し、上下方向から1枚、左右方向から1枚を撮影します。乳房は片方ずつ撮影します。撮影は、1人あたり10分~15分程度で終了します。
乳房を片方ずつ、フィルムを入れた台と透明なプラスチックの板ではさみ、圧迫して行います。(圧迫時間:数十秒)
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| 装置に対して平行に立つ。 乳房をひき出しあげ、板面につける。 |
圧迫板ではさむ |
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| 板面に胸骨部を密着させる。 乳房をひき出す。 |
圧迫板ではさむ |
圧迫板ではさんだ場合、多少痛みを伴うことがあります。
圧迫の理由としては、
などがあります。
生理前の一週間は痛みを生じやすいのでこの時期はさけるとよいでしょう。
| 検査時間 | 更衣も含め、1方向(計2枚)7分程度・2方向(計4枚)10分程度です。 |
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| 放射線被ばく | X線を使いますがその量はごくわずかで体への影響はほとんどありません。 |
マンモグラフィにより、発見される乳がんの70%以上が早期がんであり、早期であれば約90%の方が治ります。
「痛い」という印象が先行しているマンモグラフィですが、感じる痛みの大きさは人によって違います。どうしても痛い場合は、近くに技師の方がいますので、声をかければ大丈夫です。がんばってトライしましょう!
視触診では見つけることのできない異常をいち早く見つけることができるので、マンモグラフィ検診は乳がんの早期発見に非常に有効です。
超音波を乳房にあてて、乳房の断面を映し出す検査です。超音波検査では、マンモグラフィで写し出せないしこりを見つけることができます。放射線を用いない検査法ですので、妊娠中の方でも、胎児への影響を心配することなく検査することができます。
ベッドで仰向けになり、腕を軽く上げます。(検査する側の肩の下に枕を入れ、胸を張らせる場合もあります)
乳房全体にエコーゼリーという超音波の伝搬物質を塗って、乳房を部分的に順番になぞるように検査していきますので、痛みはほとんどありません。乳房の断面の像が画面に映し出されますので、それを見ながら、左右の乳房を順番に調べます。画面上で気になる箇所がある場合は、その部分を画像として記録していきます。